平成25年度秋期 ITパスポート 問94 解説
中問C(問93〜96)
業務報告書の作成に関する次の記述を読んで,四つの問いに答えよ。
S社の総務部では,所属員が1週間分の業務実績をまとめた業務報告書を毎週作成して,部門のファイルサーバ(以下,部門サーバという)に保管している。
総務部が定めた業務報告書の作成ルールは,次のとおりである。
〔業務報告書の作成ルール〕
(1) 業務報告書は,報告する項目が記載されているひな形ファイルを用いて作成する。ひな形ファイルの名称は“業務報告書(ひな形)”で,部門サーバの,読取りだけが可能な“ひな形”フォルダに保管されている。
(2) 業務報告書のファイル名の形式とその表記ルールは,次の表1のとおりである。
表1 業務報告書のファイル名の形式とその表記ルール
| ファイル名の形式 | “報告_”+yymm+w+作成者氏名 |
| 表記ルール | ①“ ”で囲まれた文字はそのままファイル名に使用する。 ②yymmは報告する年月(年は西暦下2桁),wは報告する月ごとの週の連番であり,y,m,wの個数はそれぞれの桁数を表す。 ③“+”は前後の文字をつなげる記号であり,実際のファイル名には含めない。 |
(3) 業務報告書の作成には,PCの個人用フォルダを一時的に利用し,完成後に部門サーバの“報告書”フォルダに保管する。
(4) 部門サーバには完成した業務報告書だけを保管することにし,修正する場合は,PCの個人用フォルダに移動してから修正する。
(5) 業務報告書に関連した資料(以下,関連資料という)がある場合には,部門サーバの“報告書”フォルダに保管する。関連資料として保管できるファイル数の上限は一つの業務報告書につき12とする。
(6) 機密度が高い関連資料を保管するときには,ファイルにパスワードを設定する。パスワードに使用する文字は,半角英数字6桁以上とし,英字大文字,英字小文字及び数字を,それぞれ少なくとも一つ含める。
ひな形ファイルを用いて,新たに業務報告書をワープロソフトで作成するときの手順として,適切なものはどれか。
a “ひな形”フォルダの“業務報告書(ひな形)”を開く。
b 個人用フォルダの業務報告書を,“報告書”フォルダ内に複写した後,削除する。
c 定められた業務報告書のファイル名を付けて,“報告書”フォルダに保存する。
d 定められた業務報告書のファイル名を付けて,個人用フォルダに保存する。
e ファイルを上書き保存する。
f 報告内容を記述する。
g ワープロソフトを終了する。
- アa → c → f → e → g
- イa → d → f → e → g → b
- ウa → e → f → c → g → b
- エa → f → e → g → b
答えを見る
正解 イa → d → f → e → g → b
要点作成中は個人用フォルダに保存し完成後に部門サーバへ移す
解説
ルールでは、作成中は個人用フォルダを使い、完成後に“報告書”フォルダに保管します。よって、ひな形を開き(a)、決められた名前で個人用フォルダに保存し(d)、内容を記述して(f)上書き保存し(e)、ソフトを終了(g)後に“報告書”フォルダへ複写して個人用フォルダから削除(移動)する(b)、のイが正答です。
- ア:作成途中のファイルを“報告書”フォルダに保存しているので誤り。
- ウ:最初の上書き保存で読取り専用のひな形を上書きしようとしており誤り。
- エ:ファイル名を付けずに上書き保存するので、ひな形を上書きしようとして誤り。