過去問ぽちぽちby KKM Studio

第36回午後 介護福祉士 問113 解説

事例

次の事例を読んで、問題111、問題112について答えなさい。

〔事 例〕

Bさん(50歳、男性、障害支援区分3)は、49歳のときに脳梗塞(cerebral infarction)を発症し、左片麻痺(ひだりかたまひ)で高次脳機能障害(higher brain dysfunction)と診断された。以前は大工で、手先が器用だったと言っている。

現在は就労継続支援B型事業所に通っている。短期目標を、「右手を使い、作業を自分ひとりで行える(3か月)」と設定し、製品を箱に入れる単純作業を任されていた。ほかの利用者との人間関係も良好で、左片麻痺(ひだりかたまひ)に合わせた作業台で、毎日の作業目標を達成していた。生活支援員には、「将来は手先を使う仕事に就きたい」と希望を話していた。

将来に向けて、生活支援員が新たに製品の組立て作業を提案すると、Bさんも喜んで受け入れた。初日に、「ひとりで頑張る」と始めたが、途中で何度も手が止まり、完成品に不備が見られた。生活支援員が声をかけると、「こんなの、できない」と大声を出した。

事例研究を行うときに、遵守すべき倫理的配慮として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 1研究内容を説明して、事例対象者の同意を得る。
  2. 2個人が特定できるように、氏名を記載する。
  3. 3得られたデータは、研究終了後すぐに破棄する。
  4. 4論文の一部であれば、引用元を明示せずに利用できる。
  5. 5研究成果を得るために、事実を拡大解釈する。
答えを見る

正解 1研究内容を説明して、事例対象者の同意を得る。

要点事例研究では対象者に説明して同意を得る

解説

事例研究では、研究の目的や内容を説明し、事例対象者から同意を得ることが基本的な倫理的配慮です。

  • 2:個人が特定されないよう、匿名化する。
  • 3:データは一定期間適切に保管し、その後、確実に廃棄する。
  • 4:他者の論文を利用するときは、引用元を必ず明示する。
  • 5:事実を拡大解釈するのは研究倫理に反する。
App

スキマ時間に、1問ずつ。
アプリ「介護福祉士 過去問ぽちぽち」

全問を正答・解説つきで収録。毎日の10問に、忘れた頃の復習が自然に混ざります。広告なし・買い切り。

App Store近日公開Google Play近日公開