過去問ぽちぽちby KKM Studio

平成26年度春期 ITパスポート 問100 解説

中問D(問97〜100)

システム統合時のデータ移行作業に関する次の記述を読んで,四つの問いに答えよ。

小売業のP社では,MとSの二つのブランド商品を販売しており,ブランドごとに販売管理システムが別々に稼働している。P社では,販売業務の効率を向上するために,ブランドSの販売管理システムの顧客データをブランドMの販売管理システムに移行して,統合した上で稼働させる方針を立てた。このために移行プロジェクトが発足した。Aさんはこのメンバに選ばれ,他のメンバと協力して二つの販売管理システムを調査して,統合に必要な作業としてM1~M4,S1~S4を洗い出した。その後,作業ごとの依存関係を検討し,図1に示す移行作業のアローダイアグラムを作成した。

平成26年度春期 中問D(問97〜100) 図1

Aさんは,ブランドMの販売管理システムの顧客テーブルに統合した顧客データの件数を,移行作業が正しく完了したことを判定する基準の一つに用いることにした。そこで移行作業前のそれぞれの販売管理システムを調査し,次の結果を得た。移行作業後の顧客データは何件になるか。

(1) ブランドSの顧客テーブルには,2,000件の顧客データが登録されている。

(2) ブランドMの顧客テーブルの顧客コードは0~9までの数字で構成された6桁の文字列で,6桁目がチェックディジットである。現在,顧客コードの観点から登録可能なデータ件数の,5%が登録されている。

(3) ブランドMの顧客テーブルに登録されている件数の10%はブランドSの顧客テーブルにも登録されているので,ブランドSの顧客テーブルからこの顧客データは移行しない。

  1. ア6,500
  2. イ7,000
  3. ウ51,500
  4. エ52,000
答えを見る

正解 ア6,500

要点チェックディジットの桁は件数の計算に含めない

解説

ブランドMの顧客コードは6桁ですが、6桁目はチェックディジット(他の桁から計算して決まる検査用の数字)なので、コードとして自由に使えるのは5桁です。

  • 登録可能件数:10⁵ = 100,000[件]
  • ブランドMの登録件数:100,000 × 0.05 = 5,000[件]
  • 重複分:5,000 × 0.1 = 500[件](移行しない)
  • ブランドSからの移行件数:2,000 − 500 = 1,500[件]
  • 移行後の件数:5,000 + 1,500 = 6,500[件]

よってアです。

  • イ:重複を除かず5,000 + 2,000とした値で誤り。
  • ウ、エ:6桁全てを使って10⁶ × 0.05 = 50,000件とした値で誤り。
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